成沢農園のりんごたちより
富士見台育ちの安心低農薬ふじりんご
南に八ヶ岳、西に北アルプス、北に日本百名山のひとつ四阿山を見ながら育った蜜入りふじをどうぞ。当園のふじは、根が深く干ばつに強い、実の表面に筋が綺麗に入る「縞ふじ」と呼ばれています。
ボケにくくシャキっとした歯ごたえ、糖度の高さはもちろんですが、程よい酸味が自慢です。参考までに、ボケるとは信州の方言で、柔らかく歯ごたえが悪くなることを言います。
ふじ以外の品種では、早生種のさんさから始まり、シナノスイート・シナノゴールド・王林まで、個性あるラインアップです。冬は菅平からの風が冷たく、寒暖の差が程よい信州の中でも、特にこの地はりんごにとって最適な環境といえます。

  • 一度食べたらヤミツキ....

縦横に切ってみると、写真のように中の蜜までシマシマです。たまにお客さんから「食べながらカスが残らないのでジュースを飲んでいるようだ。」と言われるように口の中に固形物が残らず、スッキリと食べやすいです。

あと、もうひとつの特徴として、酸味と甘みのバランスが良く日持ちしやすいということです。早くに軟らかくなるような甘いだけのふじと違います。

成沢農園のりんご、その美味しさの
  秘蜜 ヒミツ

その1 過度な人工的着色はしません
一般的にりんごは赤いもの、というイメージがあり、消費者の皆さんもスーパーや八百屋さんなどへ行くと、とかく色付きの良いりんごを選びがちですよね。しかし、....待ってくださいね。本来りんごは、中身が熟してくるのに比例して色が着いてくるものなのです。なのに、早く色を付けて高く売りたい、という気持から、まだまだ栄養を取込むために必要な青い葉っぱまで摘んで、りんごの実に光りを当てようとしているのです。
当園ではりんごが中から熟し、全体的に青みが抜け、黄色味を帯びてから最低限の葉だけを摘むようにしています。だから蜜が沢山入ったシャキシャキりんごになるのです。全体的にはまだら模様な「赤色」ですが、美味しさには自信があります。あと、美味しいりんごの見分け方として、お尻の穴が開きかけていること、お尻の回りが黄色く見えることが大事なんです。これについても、シルバーと呼ばれる銀色のシートを下に敷き詰めるのが一般的ですが、当園では敷いていません。だいたい、桃とかならまだしも、お尻の部分を赤くしようなんてナンセンスです。熟度の見分けができないがために、収穫時期を誤ってしまいかねないからです。
その2 完熟を収穫します
近年の温暖化の影響からか普通のりんご農家は、冬になる前に全てのりんごの収穫を終えるようになってきています。一度も霜にあわないで市場に出ていくのです。当園のふじりんごは、その場所柄、近くの他の園地に比べて遅い収穫になります。なので、当然何回か霜に当ることになる訳で...。寒くて身が切れる程大変ですが、それによって完熟で日持ちのよいりんごになるんです。
その3 除草剤必要最小限のみ
人体、周辺環境、及び生態系に有害な除草剤は基本的には使いません。なので、ビーバーとか、手押し式の草刈機ですべて刈ります。基本的と書いたのは、隣の家との畑境、石垣の所など、限られた部分にのみ使っているからです。それでも、年に5回、延べ10日間をかけて刈ってます。汗っかきなので、夏などは一日4~5枚、シャツを着替えます。ダイエット効果バツグンですが、最近また戻りつつあるんで気にしてます。除草剤を使わないと何が良いのか。まず、微生物が沢山いること、それらを食べる虫がいて、ミミズが土をほぐし、畑を耕してくれるのです。モグラの掘った穴をネズミが歩き回り、根を傷めないか心配ですが...。
本来あるべき自然の連鎖の上に成立っている、成沢農園のりんごたち。ですのでどなたにも安心して、健康的な美味しさをお届けできるのです。

これは植えて6〜7年目の長ふー6号という、ふじの普通樹です。植えてそのままにしておくとどんどん勢いよく枝が上に上がって行ってしまうので、斜めに誘引してやるのです。結構手間ですが、初期生育においては重要な仕事なのです。

ふじ以外の品種について
品種構成としては当然、ふじが主体なわけですが、その前にも美味しいりんごが控えています。さんさ、シナノスイート、シナノゴールド、王林.....それぞれ個性のあるラインアップです。

さんさ
8月下旬~9月上旬に収穫する早生種のリンゴ。ニュージーランドの「ガラ」と日本の「あかね」の交配育成種。日豪合作品種として1988年(昭和63年)に品種登録されました。200~250gとやや小ぶりですが、果皮が薄く白い果肉。甘味と酸味のバランスがよく、果汁が豊富でシャキシャキとした食感が楽しめます。丸かじりがおすすめ。育成中のため僅少でお裾分けする程度の量です。

シナノスイート
旬は10月中旬頃から。1978年(昭和53)に「ふじ」と「つがる」を掛け合わせてできたリンゴで、平成8年に品種登録されました。風味がよく、糖度も十分。ほのかな酸味とサクッとした食感が人気です。大きさは300~400gくらいで、果皮には薄く縦縞が入ります。 ちなみに別名「あじぴか」とも呼ばれていました。長野県推奨品種、しなの3兄弟のうちの一人です。

シナノゴールド
シーズンは10月中旬頃から。ゴールデンデリシャス」と「千秋」を交配させた品種で、1983年(昭和58年)に長野で誕生し、平成11年に品種登録されました。サイズは300g前後で果皮は黄色に染まります。糖度は14~15%と甘く、適度な歯ごたえと酸味。濃厚な味わいが人気で、ファンが増えつつあります。シナノスイートと同じく、長野県推奨品種、しなの3兄弟のうちの一人です。

王 林
10月下旬頃の収穫。「ゴールデンデリシャス」と「印度」の交配種。大きさは300g前後。黄緑色の果皮に黄白色の果肉、表面の茶色い点々(果点)が特徴です。酸味は少ないですが甘味が強い、食味の優れたりんごです。特有の香りにより、自家用車の運転席などに置いておくと芳香剤のようです。ふじへの人工授粉に活用されています。

品種別収穫時期のめやす
品 種 8月中旬 10月中旬  10月下旬 11月上旬 11月中旬
さんさ      

シナノS
   

 
シナノG       
 
王 林    

 
ふ じ          

自家用ふじのご案内

毎度おなじみ
お世話になっております

万全の努力をしているのですが、どうしても出てしまうツル割れと呼ばれる規格外。農協などにはやっかいもの扱いされますが、実は熟度120%、蜜がバッチリ入っている証拠なのです。
見た目だけだと贈答用にはなりませんが味は最高です。美味しいリンゴの見分けかた、それはお尻の部分が黄色くなっているかを見ればわかります。

  味については保証付き!
  こんなに蜜が入ってお買得!!

自家用ふじ
  10kg 3,700円 15kg 5,300円
お申し込みについては自家用に限り、通常のメールかFAXにてお願い致します。粒の大きさについてはなるべく当園におまかせ下さい。
なお、ここ数年自家用のお客様が増えつつあり、数量的に確保が難しい年が続いております。したがいまして、お早めのご注文をお願い致します。