コンサートプログラム 2004 春
今回はバロック初期の大家、イタリアのモンテヴェルディをはじめ、イギリスの生んだ天才パーセ ル、オペラの作曲家として数々の傑作を残したチェスティ、ヘンデルといったバロック時代を代表 する作曲家達の声楽曲を取り上げて、歌の原点とも言うべき直截にして情感豊かな魅力をたっぷ りと味わって頂こうと思います。
なお、皆様よくご存知の日本の歌も -- チェンバロの伴奏で -- 数曲演奏いたしますのでお楽しみください。
昨年よりコンサートの会費をおひとり1,000円をいただき、全額ユニセフに寄付という形をとらせ ていただいております。会費は、当日ご用意ください。
♪ 日 時 : 4月24日(土) 開場3時 開演3時30分
♪ 会 場 : 青木村村松1073-1 ㈱方向舎電話0268-49-3266
♪ 申込み : お電話にてお申込みください。お名前・人数をお知らせください。
尚、定員になり次第締め切らせていただきます。
♪ 主 催 : ㈱方向舎 後援:青木村、青木村教育委員会
★プログラム
H.パーセル:しばしの間の音楽、バラの花よりも甘く
組曲ニ長調 (チェンバロ・ソロ)
ダイドーの嘆き ~歌劇「ダイドーとエネアス」
G.フレスコバルディ:そよ風が吹けば
C.モンテヴェルディ:あの蔑みの眼差し 、 何と甘い口づけ
B.ストラーチェモニカ:(チェンバロ・ソロ)
G.F.ヘンデル:こうして、ただ一日のうちに ~歌劇「エジプトのジュリアス・シーザー」
J.J.フローベルガー:組曲 第20番 (チェンバロ・ソロ)
M.A.チェスティ:汝が姿をめぐりて ~歌劇「オロンティア」
J.Ph.ラモーファンファリネット:サラバンド (チェンバロ・ソロ)
滝廉太郎:花
山田耕筰:この道
大中寅二:椰子の実
演奏者
■ソプラノ 林田明子
■チェンバロ 岡田龍之介
演奏者のプロフィール
林田 明子(ソプラノ)
京都市立芸術大学音楽学部、大学院音楽研究科修了。大学院賞受賞。
派遣留学生として奨学金を得て、ドイツ国立ブレーメン芸術大学へ留学。ウィーン国立音楽大学卒業。
'00年9月にシュトウットガルトで開催されたヨーロッパ国際音楽終了演奏会では、ヘルムート・リリング指揮のもと、バッハ「マタイ受難曲」を歌い好評を得る。ヨーロッパ各地でオペラにも多数出演。
2001年度青山音楽賞受賞。第55回ジュネーヴ国際音楽コンクール第2位入賞。バオラ・サロモン・リントベルク歌曲コンクール第3位入賞。
エリザベス王妃国際音楽コンクールセミファイナリスト。第4回シューベルト協会歌曲コンクール入選。
岡田龍之介(チェンバロ)
東京生まれ。慶応大学、東京芸術大学卒業。同大学院修了。
音楽学を角倉一郎、チェンバロを有田千代子各氏に師事。また渡邊順正、W.クイケン、J.V.インマゼール、T.コープマンの各氏にレッスンを受ける。
全国各地の演奏会に出演し、国内外のバロック奏者との共演を通じて、アンサンブル経験を深めるとともに、ソロ、教育活動にも力を注いでいる。
また各種講演会、執筆活動を通じてバロック音楽の普及にも積極的に取り組んでいる。第13回山梨古楽コンクールでは審査員をつとめる。
2001年初の韓国公演、NHK-FM出演、2002年は初のドイツ公演を行なう。