合併する・しないの最終判断は住民投票で!
−合併に関する町民の意見は完全に二分しています−
去る3月31日に行われた住民アンケートは「有効調査票の過半数以上となった項目について尊重しなければならない」との要綱で行いましたが、結果はどれも過半数に達しなかったため、合併を進めるとも自立をするとも、まだ判断のつけられない状態となりました。
また「議会の決定にゆだねる」の項目を選択した町民は一割に満たず、「合併する・しないは町民自身で決める」という意思表示がなされました。
今回のアンケート結果は、合併に関する町民の意見が完全に二分されていることを表しており、「賛成」が若干多いことを理由に強引に合併を進めるならば、二分されたままの町民の中にしこりを残し、必ず将来に禍根を残します。
▼ アンケート用紙約500枚はどこへ?
今回のアンケートには、以下にあげる点をはじめいくつかの問題点・疑問点があり、町民の意向を正確に反映したのか納得できない面があります。
問題点・疑問点
@役場の説明によると「1万枚印刷したアンケート用紙と配布した9,491枚の差、余った509枚のうち、25枚を残してあとは廃棄してしまったから無い」とのことだが、性急すぎるのではないか。500枚近くが行方不明になっている、と言われたらどう対応するつもりか
A封筒をかざすとアンケート用紙のどこに丸をしたのか透けてはっきり見えた
B3月30日必着となっていたにもかかわらず、31日に届いたという82枚を足しているアンケートは方法・結果にあやふやな部分があり、それゆえに必ず問題点・疑問点を残します。
▼ 結果に納得できる住民投票で決めよう
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わずか14票差でも結果を町民全員が尊重した山ノ内町の例にあるように、合併する・しないは誰もが結果に納得する住民投票で決めることが、将来に渡って町民の間にしこりを残さない一番の、そして唯一の方法です。「合併を考えるネットワーク・真田」 は町民一人一人の意思がはっきり表せる住民投票を行い、出された結果をあらゆる立場にある町民が尊重することを提案し、住民投票条例制定に向けて署名活動を始めます。どうか皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
「合併を考えるネットワーク・真田」 は活動に賛同してくださる町民の皆様からの募金で運営しています。
募金にご協力をお願いいたします。
←TOPへ戻る 2004年4月18日新聞折込にて全戸配布