つい・・・ホントのこと (本編5話より)


TV本編第5話
フェイズシフトダウンしたストライクをイージスが拘束


「このままガモフへ連行する」
「い・・・イヤだ!僕はザフトへなんか行かない!」
「いい加減にするんだ!」

アスランが本気で怒ってる・・・ううん、苦しそう?

「このままでは、俺はおまえを撃たなければならなくなるんだぞ!」
僕だって、撃ちたくない。
「でも、あの艦には友達が・・・民間人が乗っているんだ。守らなくちゃ・・・」
「・・・俺より大切なのか?」
「違う!違う・・・アスランより好きな人なんていないよ!でも・・・」
「好き?俺が好きなのか?」

あ・・・///
あの、あの・・・言っちゃった///
「そ・・・そうだよ!アスランが好きなんだ!
 男同士だって、変だってわかってるけど・・・」
ああ。こんなこと言ったら、アスランに嫌われちゃう?

って、このままではザフトに連れて行かれてしまう。
会話してる場合じゃないのに・・・。

「俺も好きだ」

え?何言ってるの?好き?僕のこと?アスランが?

「キラのことが誰よりも好きだ。大切なんだ」
「ほんと・・・に?」
「ああ」

ど・・・どうしよう、うれしくて涙が・・・

「もう離さない。ずっと一緒にいよう」
「うん・・・///」

はっ。アークエンジェルどうしよう・・・

「ね・・・ねぇ、アスラン。アークエンジェルはどうなるの?」
「・・・あの艦とMA一機では、勝ち目はないだろうな。
 だが投降すればいい。それで命は保証される」

そうだよね。
それに、もうアスランと離れることは出来ない。

「キラ。着艦するよ」

あ・・・いつの間にか、ザフト艦まで来ていたんだ。

***

外から、アスランがハッチを開けてくれた。
でも・・・ここはザフト軍の戦艦の中なんだ。怖い。

「キラ・・・」
アスランが、動けない僕を引っ張り出してくれた。

「ア・・・アスラン・・・」
直に顔を見たのは三年ぶりだ・・・。
どうしよう、また涙が出てきた。

「泣き虫だな、キラは」
そう言って、僕を強く抱きしめてくれた。

「・・・っ、アスラン、アスラン、アス・・・」
「キラ・・・」
「怖かったんだ。MSに乗るのも・・・アスランと戦うのも・・・もう嫌だったんだ・・・」
「もう大丈夫だ。俺がいる。ずっとね」
「うん」

***end
あそこで大尉が来なければよかったんですよね。
優秀なのも考えものです。(あ、ムウさんは好きですよ。ただアスキラ的に・・・ねv)
第一、一歩間違えればイザークに墜とされるとこだったじゃん。
キラには友達よりアスランを選んで欲しかったなぁ。
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